孫とハワイへ(9)

3月26日 <三日目>(9)ダック号海へ

動物園に近いところで全員揃う。 最後に乗った6人は屋根
の中に入れない。 後部オープン・デッキで我慢してもらう。
カピオラニ公園の傍をダイヤモンドヘッドへ向けて走る。こ
こは、毎年12月第二日曜日に行われるホノルルマラソンのゴ
ールである。 15,000人以上の人達が参加するというか
ら凄い。 TVで見たことがあるが、実に楽しそうに走っている。
競技というより、ハワイ特有のお祭り意識が強いようだ。

さて、車は高級住宅地へと入っていく。 進行方向右手、つま
り海側は文字通りプライベートビーチ付きの高級個人別荘地
である。 入り口にガードマンがいて、しかも彼の住宅も入り
口近くに用意されている。 海まで数百mはあるだろう。億万
長者の2桁上の人達の所有物だろうか。 左手の丘の上には
高級住宅が並んでいる。 道路の途中にやはりガードマンが
いて、居住者か招待状をもった人しか入れない。 シュワちゃ
んの別荘もあるらしい。

途中で雨が降り出した。 後部デッキの人達があわてて屋根
の下へと入ってくる。 やむなく2人のところが3人がけと
なる。車のワイパーが手動式なのには驚いた。 これで、本
当に海の中へ入れるのか心配になる。 

10:10 ハワイカイの大きな駐車場へと入っていく。駐
車場の向こうは海である。 スロープがあって、車は静かに
降りて行く。 緊張の一瞬である。 思いの外、簡単に浮か
んだ。「やった!」と叫びたくなる。 孫は必死に手すりを
つかんでいる。 立派に船であることが立証された。しかし、
雨はますますひどくなる。 女性だけにポンチョが配られた。
数が足らなかったので仕方がない。 孫は持参のバスタオル
をかぶっている。 それにしても、波しぶきがかからないの
が不思議である。 後で調べて分かったのだが、ここはマル
ナルア湾で、前方の山の向こうがハナウマ湾である。 2本
のポールの間を船が進む。 どうやら珊瑚礁を避けているら
しい。

15分航行したところで帰路につく。 沖合ではパラセイル
楽しんでいるようだ。 スキューバ・ダイビングの基地もあ
るとか。
25分の航海を楽しみ先ほどのハワイカイの駐車場へ上陸で
ある。 幸い雨は止んだようだ。 またまた緊張の一瞬であ
る。無事上陸し、期せずしてドライバーへ感謝の拍手が沸く。

動物園の近くで最後の6名が乗り込む
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ダック号海へ
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